杏ジャムの作り方と傷んだ梅で作る梅エキスたっぷりの梅シロップ(ジュース)

あんずジャムとは、杏と砂糖だけで作る美味しいジャムですが、杏の旬の時期は毎年6月下旬から7月上旬と言われています。
杏は日持ちしないことから、ジャムやシロップ煮に加工されることが多い食品ですが、あのみずみずしくて甘酸っぱい”あんず“は、どこか梅干しに通じるものがありますね。
初夏を感じる「あんず」の味覚と農畜産物。
美味しいジャムやお酒、お菓子などのシロップは、夏バテで食欲が落ちている時期にも大活躍してくれますね!
また、あの独特の甘酸っぱさとクエン酸は、栄養価の高さのみならず、夏バテにも効果が期待できそうです。
ちなみに海外では、梅干しではなく杏を干したアプリコット干しが好まれているようです。アンズにはクエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用なども期待できます。
この点は梅干しとほぼ同じですね。
連日、大変な酷暑が続いていますから、熱中症対策のみならず、梅干しや杏ジャムは、夏バテの予防にも普段から摂取しておきたい栄養素と言えるでしょう。
杏ジャムの作り方
現在、ネットであんずジャムの作り方と検索すると、それはもう星の数ほどにも様々な作り方が出てきます。
はっきりいって、そのどれもが素晴らしく、どれを選べばいいのかがわからないぐらいの情報量です。
ちなみに筆者はこれまで杏ジャムを作った経験はありません。
杏ジャム作りの初心者です。
そんな筆者が、初心者ならではの視点で選んだ”あんずジャムの作り方”は以下になります。
あんずジャムといえば、種を取ったり炊飯器を使ったり、あるいは圧力鍋を使ったりと様々な方法での作り方があるようですが、筆者はこれらの中でも電子レンジを使うやり方を選びました。
あんずジャムの良いところは、杏と砂糖だけで、甘酸っぱくも素材の味をしっかりと活かした素朴で濃厚なジャムが作れるところにありますね。
作り方としては、杏を水でよく洗ってから種を綺麗に取り除き、それをざく切りにしてからグラニュー糖を加えて電子レンジで加熱するだけです!
作りやすい材料の目安
杏 300gほど
グラニュー糖 150gほど
手順としては、
1.あんずを水でよく洗ってから種を取り除きます。
2.果肉は潰してもいいですし、ざく切りにしてもいいです。
3.杏300グラムに対して砂糖を120グラムから150グラム入れます。
4.器に入れた杏の上からラップをかけて、電子レンジにかけます。時間にして500ワットで5分ほど。
5.たったこれだけで杏ジャムの出来上がりです。
あんずジャムとは~杏ジャムの活用とハロウィンのお菓子作りなど~
実はあんずジャムはパン以外にも活用できる用途があります。
例えば鶏肉と杏ジャムを一緒に煮てやわらかく、そして臭みをとったりもできますし、鶏肉の杏ジャム煮などは普段とは違った風味と味わいがして大変美味しく頂けますよ♪
また、あんずジャムの定番の利用法としては、やはりお菓子に使うというのが定番ですが、クッキーに乗せて食べたりヨーグルトにかけたりアイスにかけてもいいでしょう。また、シリアルに加えても美味しく頂けます。
他にはトマトがお好きな方ならば、トマトと合う料理全般にも杏は相性が良いでしょう。トマトのような酸味を加えることができるので、そういった料理全般にも合わせられます。
他にはハロウィン時期になりますと、パンプキンのパイなどにも杏ジャムを塗って食べても美味しいでしょう。
ハロウィン時期に、かぼちゃが苦手な方はマンゴージャムやアプリコットジャムで代用できます。
梅ジュースは傷んだ梅で作っても大丈夫?
まず結論から言いますが、梅ジュースは元々は、落ち梅の再利用から考案されたものです。ですので多少の痛み程度なら問題ありません。ただ、梅シロップを作る際は、傷んだ箇所を取り除いてから砂糖に漬け込むようにしましょう。
作り方としては、
水=1:1
梅1kgなら砂糖も1kg
大きめの瓶の中に少々傷んでいても大丈夫なので、青梅を入れてから、梅と同じ分量の砂糖を入れます。
そして瓶をコロコロと転がすようにして、満遍なく梅に砂糖が浸かるようにします。そしてそのまま一週間ほどもすれば、自然と梅からエキスが出てくるので、梅自体がしわくちゃになったと思ったら完成です。
しわくちゃになった梅は瓶から取り出してください。
梅シロップ(ジュース)の材料と作り方のおさらい
・青梅 1kg
・氷砂糖1kg
梅をきれいに洗い、傷んでいる部分は除いてから氷砂糖とともに容器の中に入れます。
たまに瓶を転がしながら、だいたい一週間ほど漬け込みます。
あとは完成した梅エキスたっぷりの梅シロップ(ジュース)を水で割ったり、ソーダで割ったり、かき氷にかけたりと、いろいろな使い方でお楽しみ頂けます。
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